はじめまして、COLLATE代表 兼 デザイナーの中田一葉(なかたかずは)といいます。
私はこの場を通じて、商品開発において特に、『商品企画』や『販売促進』に新たに携わる方に向けて、私の経験や知識を共有していきたいと思っています。
今回は1回目ということで、私の自己紹介をしていきます。経歴は、ざっくりこんな感じです。
私は、医療機器・医薬品メーカー テルモ株式会社のデザイン部署にて、約7年間在籍していました。
社内の工業デザイナー(商品の形を作るデザイナー)として、商品・パッケージデザイン開発を3年経験しました。その後に、ヘルスケア商品・栄養食品の商品広告・販売促進の責任者として、販売目標を達成するためのコミュニケーション施策立て・実施を行いました。具体的にいうと、商品カタログ・WEB・映像・展示会など、広告全般の制作に4年ほど携わりました。
さらに、景品表示法(消費者に対して、商品やサービスの品質、内容、価格等の表示を偽らないようにする法律)の責任者も兼任し、社内への啓発活動や相談も受けていました。
ここを訪れてくれたということは、商品の設計や開発〜販売まで、どこかに携わっている方だと思います。と同時に、会社に入社したばかりで任されたり、あるいは急な人事異動の理由で、『商品企画』あるいは『販売促進』の担当者になった人も少なくないはずです。
初めての仕事で経験も無く、漠然と不安…
どこからどう手をつけていいかわからない…
努力しているけど、仕事でどうしてもうまく行かない…
周りに頼れる人が全くいない、少ない…
社内にノウハウがまとまっていない…
もっと自分のスキルを高めたいけど、やり方がわからない…などなど
このような悩みや不安に対して、私が少しでもお力になれるかもしれません。なぜなら、私は大手企業で『デザイナー、商品開発、商品の広告・販売促進』の経験を持っているので、商品開発から販売までに、みなさんが抱えている(あるいは抱えるであろう)問題に対して、色々な角度からアドバイスできると自負しています。
ちなみには、このような流れで、全30回に分けてコラムを配信予定です!!
商品開発、商品広告・販売促進の業務を通して感じたこと
新人が心がけるべき「信頼関係の土台づくり」
商品開発〜発売まで流れ
商品企画・販促企画の役割と必要なスキル
ド素人から仕事ができる人になるために、今すぐ始める3つのこと
新人が戸惑いやすいことと、その対処法
社内のデザイナーをうまく活用し、最大パフォーマンスを発揮させるコツとデザインの判断方法
仕事に少し慣れてきたら(2〜3年め)、+αでやること
外部の制作業者をうまく動かし、費用を抑えるコツ
また情報量としては、毎日読むと1ヶ月くらいで理解できる内容ですが、自分の業務で実際に使いこなしてプロになるには、お察しの通り、読んだだけでは成果がでません。
大手企業の場合だと、分業体制がほとんどなので、世間一般で言われているように、仕事を一通り理解するだけでも、2〜3年かかると言われています。
長過ぎるよ。。。と感じた方いますよね??
ですが、安心してください!!先程の内容を全て理解し、自分の社内プロセスと擦り合わせながら、アドバイスを実践してもらえば、新人であっても成果が出せるはずです。
なぜなら、知識ゼロのド素人で、口下手・説明下手だった私でも、コツを知って努力すれば、関係者から積極的に協力を得られたからです。さらには、事務系の部門では稀な「プラス評価」を2年めにもらうこともできました!
最後に、私のモノづくりの知識や経験が、『商品企画』や『販売促進』に新たに携わる方だけでなく、商品開発に携わる多くの方々の参考になれば嬉しいです。またこの場が、みなさんのやる気やモチベーションに繋がれば幸いです。
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