どうも、一葉です。
5回目の今回は、新人が心がけるべき「信頼関係の土台づくり」について話していきます。
前回までの記事では、私の感じていた「商品開発、商品広告・販売促進の業務を通して感じた問題点」を3つ共有しました。その具体的な解決策についてお伝えする前に、抑えておいて欲しいポイントがあります。
それは、『人との信頼関係づくり』です。

これが仕事の『土台』にあって初めて、ノウハウやスキルが生きてきます。つまり、仕事相手との信頼関係をないがしろにすると、どんなに知識やスキルを身につけてもうまくいきません。
ご想像の通り、信頼を得るのには、多少時間がかかります。さらに、『人からの信頼を、半永久的に維持する』には、日頃から仕事相手に対して、常に配慮することが重要です。ただし、特別なコミュニケーションスキルは必要ないと思っています。
これから紹介する3つのポイントの中に、日頃からできることをまとめるので、何度も読み返して、しっかりと頭にいれて欲しいです。
『人との信頼関係づくり』のポイントは、この3つ。
① 協力してもらう環境づくりをする
② わからないことは、素直に質問する
③ 部署に関係なく、関係者は自分のチームと捉える
これらを取り入れることにより、周囲のあなたへの態度を、劇的によい方向へ変えることができるでしょう。
今回は、①協力してもらう環境づくりをする。について、具体的にどうすればよいかお伝えします。

大事なことは、めんどうなシガラミは一切捨てること。部署同士の関係が悪いとしても、前任者のせいで取引先との信頼が失われていたとしても、それはあなたがこれから信頼関係を始める上で、1mmも関係ありません。はっきり言いましょう。気にする必要、一切ナシ!!
うまく協力を得るには、普段から仕事相手を深く理解し、まずは、先に相手に与えること。相手が困っていたら、相手を率先して助けることが重要です。
例えば、あなたが街を歩いていると、突然、街頭アンケートをお願いされました。さらに、あなたは友達との待ち合わせに急いでいます。その時、あなたならどうしますか?二つ返事で協力しますか? もし私なら「絶対ノー」です。頼んできた人は見ず知らずだし、待ち合わせが優先なので、わざわざアンケートには協力しません。 つまり、協力を断ったあなたと、あなたへの信頼関係ができていない仕事相手は同じ状況です。あまり親しくない関係なのに、あなたに積極的に協力しようとは思わないわけです。
あなたは、一緒に仕事をしている人を、どのくらい理解していますか?
仕事相手が、最も大変だと思う仕事は何ですか?
仕事相手は、今どんなことで悩んでいますか?
仕事相手がいる部署の人間関係はどうですか?
仕事相手の家族構成など、プライベートなことはご存知ですか?
友達の中でも、特に親身になってくれた人には、無条件で助けたくなりますよね? 常識的な仕事相手なら、あなたが親身になって助けた分、あなたにお返ししたくなります。例えば、あなたが困っている時、あるいは緊急で対応して欲しいことがある時、どんな仕事よりも優先的に対応してくれるようになるでしょう。

そのためにも、普段から、仕事相手からの相談には、親身にのってあげたり、積極的に解決方法を提案しましょう。相談の中には、上司や先輩に相談が必要なものから、「あなたの部署の○○さんと連絡が付かないんだけど」というような軽いものまであると思います。
新人の場合は、ささいな相談を、誰よりも早く対応するところから始めてみてください。
次回は、②わからないことは、素直に質問する。について、具体的にお話ししていきます。お楽しみに!!