top of page
  • 執筆者の写真KAZUHA

#02 商品開発、商品広告・販売促進の業務を通して感じた問題点①

更新日:2022年8月24日


どうも一葉です。

前回は、私の経歴についてご紹介しましたが、いかがでしたか?


2回めは、大手企業で商品開発、商品広告・販売促進の業務を通して感じた問題点をシェアしていきます。


私が経験したモノづくりのプロセスの中で、私が『問題点』として特に強く感じたことをお話ししたいと思っています。みなさんの会社や業務では全て当てはまらないかもしれませんが、大なり小なり抱えている問題であると思っています。


それは、この3つ。



① 新人や未経験者に対して、実務的な最低限のマニュアルやノウハウがなく、指導者や前任者もいないこと


②長期にわたる商品開発は、全体のスケジュール管理、マイルストーンの設定(進捗管理のために途中で設ける目標点)やタイムマネージメントが難しいこと


③デザイナーの活用が上手くできておらず、商品のデザインやパッケージ、広告などの品質に影響を与えること




みなさんの会社やご自身の経験で、どれか当てはまるものはありましたか?

ここで、「どれも当てはまらない!」と自信を持って言える方は、これ以上読み進めなくても大丈夫です。恵まれた素晴らしい職場環境なので、周囲からよい部分のみ吸収して、どんどん成長を続けてください!!


では、そうでない方に、私が当時、苦労した実体験を全3回に分けてお伝えしていきます。解決策については、今後関連するところで、お話しようと思います。



今回は、





①新人や未経験者に対して、実務的な最低限のマニュアルやノウハウがなく、指導者や前任

者もいないこと。


について。



当時、私の会社には、分厚い紙ファイルの「業務マニュアル」なるものがありました。さらに会社ルールで、時代錯誤の「紙保管」が義務づけれており、文字だけで何十ページもあり、まさに古書!!!





社内ネットワークでも閲覧はできましたが、右も左のわからない未経験の私に、「それらを読み込め」と言われました。。



泣く泣く読み込んではみるものの、文字!文字!文字!わかりづらいし、まさに発狂寸前。主に書いてあることといえば、ざっくりな流れだけで、扱う商品によっては個別に対応しなければならないようでした。



例えば、『医療機器』と『食品』では、法律や業界ルールが異なります。ですので、開発期間やプロセスも当然違います。このことは、業務をこなして初めて見えてきたことで、業務マニュアルだけでは、仕事ができませんでした。



さらに、私のチームは、商品カテゴリーによって担当者が分かれていて、基本的には一人で全てこなさらければなりませんでした。つまり、頼みの綱である前任者が、異動や退職で抜けた場合、引き継ぎ期間内にある程度理解する(ほぼ無理です)、または実務的なマニュアルやノウハウが最低限ないと、非常に苦労することを意味します。



残念なことに、私が栄養食品の広告・販促担当になった際、



  • 前任者との引き継ぎ期間があまりない(約2ヶ月。案件を最初から最後まで一通りできない長さ。)

  • 前任者が、別の部署に異動になったので、物理的に聞きづらい

  • 実務的な『使えるノウハウ』がまとまっていない

  • 引き継いだ業務資料(特にPC内の業務フォルダ)がめちゃくちゃで、過去の業務履歴がないものもある



という感じでした。前任者には「同じようにやればいい」と言われたのですが、「同じように」自体がわからない。。。と心の中で何度もツッコミみ、誰に頼ればいいものかと、途方に暮れる毎日でした。


さらに、引き継ぎに同席した会議で、広告を依頼されていた部署から、前任者が激しく怒鳴られているのを目の当たりにしました。




どうやら、前回の会議で指摘した箇所や要望が、全く反映されていないようでした。それからも何度か同じようなシーンに立ち会い、前任者の進め方・仕事のやり方が、非常にまずいことを確信しました。これほど部署間で信頼が築けていないのだと、悲しくなりました。



このような状況だったので、後任者には、同じ苦労はさせたくないと強く思いました。


ですので、普段からノウハウや商品概要・販促企画書などをまとめておき、チームメンバーや関係者にその都度共有していました。



みなさんの会社では、「実践で使えるノウハウ」はすぐに確認できる状況ですか?



次回は、②長期にわたる商品開発は、全体のスケジュール管理、マイルストーンの設定やタイムマネージメントが難しいこと。についてお話していきます。


閲覧数:442回

最新記事

すべて表示
bottom of page